AndroidStudioとeclipseの違い

GoogleはAndroid開発において、AndroidStudioの利用を推進していてる。

eclipseのサポートが終了に向かっているようなのでAndroidStudioに移行した方がよさそう。

 

AndroidStudioに移行する上でeclipseと違う部分を確認しておく。


 

1.フォルダ構成が違う

eclipseではプロジェクトフォルダ直下にsrcフォルダやresフォルダは、

AndroidStudioではapp/src/mainフォルダで管理されることになる。

 

 

2.バージョン管理

AndroidManifest.xmlに記述するandroid:versionCode属性やandroid:versionName属性などは、AndroidManifest.xmlに記述しない


AndroidStudioではbuild.gradleで管理される。

ビルド時に自動でAndroidManifest.xmlに追加してくれる仕組み。

バージョンを上げるときはbuild.gradleを編集してビルドし直す。

 

build.gradleは2か所にあるが、app/srcフォルダにある物を編集する

 

 

3.証明書付きAPKファイルを作る

AndroidStudioでは、メニュー「Build」→「Generate Signed APK...」から行う。

Key Store等を設定した後、出力先フォルダをしてすると「app-release.apk」という名前で作成される。

 

 

4.ソースファイルの文字コード

コメントなどに日本語を使った場合、文字化けしたり、ビルド時にアラートがでる事がある。

AndroidStudioでは、デフォルトはUTF-8として扱われるようなので、Shift-JISで書かれたファイルで起こるみたい。

メニュー「File」→「settings...」で設定画面を開き、「Editor」「File Encodings」のところから、「IDE Encoding」と「Project Encoding」がそれぞれ選択できる。

 

画面右下にある文字コードが表示されているところから、ファイルの文字コードを変換する事も出来る。